学校法人会計における注記事項ー主な外貨建資産・負債
(2021年6月1日更新)
1.主な外貨建資産・負債の注記
外貨建の預金及び借入金等は、外貨建を円貨に換算して表示しますが、これらの外貨建資産・負債等は、為替変動の影響を受けることにより、学校法人の財政及び経営の状況に影響を及ぼすことがあります。計算書類上は外貨建であることが表示されないので、主な外貨建資産・負債につき、取得時または発生時の為替相場で換算している場合には、その旨、年度末日の為替相場による円換算額及び換算差額を注記することになります。
なお、外貨建有価証券については、為替相場の影響が有価証券の時価情報の注記に含まれることになるため、記載を要しません(学校法人委員会研究報告第16号「計算書類の注記事項の記載に関するQ&A」(最終改正平成26年12月2日、公認会計士協会)Q20)。
【主な外貨建資産・負債】
(単位 円)
科目 | 外貨額 | 貸借対照表計上額 | 年度末日の為替相場による円換算額 | 換算差額 |
その他の固定資産(定期預金) | 米ドル ×× | ×× | ×× | △×× |
長期借入金 | ユーロ ×× | ×× | ×× | ×× |